ロブショットを打ってみよう | シンガポールでゴルフレッスンをしている日本人プロゴルファーブログ

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ロブショットを打ってみよう

ブログで、うさぎさん(ペンネーム)からこんな質問を受けました。

バンカー越え等のキャリーがランよりも長いときのSW(サンドウェッジ)のキャリーが一定にならないのですがどうすればよいでしょう?

元ネタ:スイング始動は上半身から行いましょうについたコメント

文面から推測して、ロブショット(柔らかい球)を打つ時に、距離(キャリー)が安定する方法を教えてほしいという事だと思います。ロブショットというのは、非常に難しいのであまりお薦めしませんが,よく聞かれる内容なので書いてみようと思います。

ロブショットを打つ時にキーとなるのが、スイングスピードと入射角、フェース面のコントロール。もっと詳しく書くと、バウンス(左写真)の使い方になります。

セットアップ

stan
構え方は上の写真のようになります。フェースを開きアドレスを目標よりオープンにします。球を左寄りに置く事で、グリップ位置が体側になり、クラブがグリップより外側になります。また、フェースを開く事により、ロフトが増え球が上がりやすくなり,バウンスを使いやすくなります。さらに、写真のように構える事で、入射角を緩やかにさせる事も出来、スタンス通りに振ると自然とカット軌道になりスピンも効きやすくなります。

この構え方はバンカーショットの打ち方に非常に似ています

バンカーショットでは上記の構えから、ボールの手前をダフらせ砂を爆発させますよね?同じようにロブショットもボール手前を少しだけダフらせて打ちます。この少しダフらせる技術が、球をやわらかく打ち出して距離を安定させる為のキーとなります。

edge3ダフらせて打つ際に、リーディングエッジ(左写真 赤色の部分)からインパクトを迎えると、地面にクラブが引っ掛かった状態になり、世間一般的にいわれる“ダフリ”となります。

では,先程お話しした要素の中で“バウンスを使う”を思い出して見て下さい。

bounce-2先程と同じように、ダフらせて打っても、バウンス(左写真の赤色の部分)を使って打つと、なんと!地面に引っ掛からずに滑ってくれます。

ボールとクラブの間に芝が挟まる事無く ボールをクリーンヒットすることができるようになりボールは柔らかく飛び出します。


しかし、バウンスを効かせた状態と言うのは、フェースを開いている状態ですから、当然リーディングエッジが浮いた状態でインパクトに向かいます。ですからバウンスを効かせつつボールの下にきっちりとリーディングエッジを入れてあげないとトップの原因となりますので注意して下さい。

バンカーでのホームラン(トップ)のメカニズムは上記と同じ現象で起きていることが多いと思います

【豆知識】

上記のことからもわかるように、ゴルフクラブのバウンスと言うのはこのような打ち方のためについて,バウンスを上手に使ってあげる事により、ボールの打ち出し角や、スピン量をコントロールする事が可能となります。

構えの度合いを変えると、バウンスの効きかたが変わり、球筋が変化しますので,色々と変化させて練習して下さい。プロや上級者が、クラブ選びの際にバウンス角に拘る理由がこんな所に隠されていたんですね。

次回は、入射角とスイングスピードについてお話しして行きたいと思います。お楽しみに!

この記事は、ASIA-X様3月17日号のゴルフ南遊記に掲載されています

ロブショットを打ってみよう(後編)

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